
妻の浮気調査を依頼しようと思って探偵社のホームページを見ていると、
「調査成功率98%」
「高い成功率」
といった数字を見かけることがあります。
90%を超える数字を見ると、
「これだけ成功率が高いなら、この探偵社なら大丈夫そう」
と思う人もいるでしょう。
でも、この「成功率」は、どこまで探偵社選びの判断材料にしていいのでしょうか。
この記事では、探偵社が掲げる「成功率」をどう見ればいいのか、元探偵の立場からお伝えします。
成功率は参考にしてもいい。ただし、それだけで探偵社を決めない
最初に結論から言うと、成功率の数字をまったく無視する必要はないと思います。
探偵社を見る材料の一つにはなります。
ただ、
「成功率98%だからここにしよう」
という決め方はしません。
成功率98%と書いてあっても、自分が依頼する妻の浮気調査が98%の確率でうまくいくとまでは分からないからです。
浮気調査では、妻がいつ動くのか、その日に浮気相手と会うのか、どこへ移動するのかなど、調査する側だけでは決められない部分があります。
同じ探偵社へ依頼しても、調査する状況は一人ひとり違います。
そのため、成功率は参考程度に見て、「自分の場合も同じ確率でうまくいく」とは考えないようにします。
「成功」の意味も、数字を見ただけでは分からない
もう一つ気になるのが、
「何をもって成功としているのか」
という点です。
浮気調査で得られる結果には、たとえば、
- 対象者の行動を確認できた
- 浮気相手と会っているところを確認できた
- 依頼者が求めていたところまで証拠を押さえられた
- 調査した範囲では、浮気の事実が確認できなかった
といったものがあります。
このうち、どこまでを「成功」として数えているのかによって、成功率の数字の意味は変わります。
もちろん、無料相談で、
「その成功率は何件を母数にしていますか?」
「何年間のデータですか?」
と細かく問い詰める必要まではないと思います。
そこまで数字を分析することが、浮気調査を依頼する目的ではありません。
そのため、「98%と92%なら、98%の探偵社の方がいい」と単純に比べるのも難しいと思います。
私が探偵として浮気調査をしていたときも、調査をした結果、浮気の事実を確認できないことはありました。
浮気相手との接触や証拠を押さえることだけが、調査の結果ではありません。
「調査した範囲では浮気の事実を確認できなかった」ということも、依頼者へ伝える一つの調査結果です。

成功率だけでは決めにくいなら、実際に話を聞いて複数の探偵社を比べる方法もあります。
何社くらい比較すればいいのかは、こちらの記事で整理しています。
成功率より、自分の場合の調査を説明してもらう
私が成功率の数字より確認したいのは、妻の状況を伝えたときに、どんな調査を提案されるかです。
例えば、
「妻は最近、毎週金曜日だけ帰宅が遅い」
「休日に一人で出掛けることが増えた」
など、今分かっていることを伝えます。
そのうえで、
「私の場合は、どんな調査になりそうですか?」
と聞いてみます。
ここで大切なのは、提案された調査内容だけでなく、「なぜその時間帯なのか」「なぜその人数なのか」まで説明してもらえるかです。
成功率98%と書かれていても、自分の妻についてどんな調査をするのかまでは数字から分かりません。
一方で、
「今の状況なら、この曜日を中心に、このような形で調査します」
と具体的に説明してもらえれば、自分が確認したいことと合っているか判断できます。
成功率の数字より、自分の状況に対してどんな調査を考えているのか、その説明に納得できるかを見ます。

実際の無料相談で何を伝え、何を確認すればいいのかはこちらの記事で整理しています。
今回の記事のまとめ|探偵社の「成功率」は信用していい?
探偵社が掲げる成功率は、参考の一つとして見るくらいなら問題ありません。
ただし、その数字だけで探偵社を決める必要はありません。
- 成功率は探偵社を見る材料の一つ
- 何を「成功」としているのかは数字だけでは分からない
- 妻の状況を伝え、自分の場合の調査内容を聞く
- その調査を提案する理由に納得できるかを見る
成功率98%という数字より、「あなたの場合はこう調査します」と説明してもらえることの方が、実際に探偵社を選ぶときの判断材料になります。




