
「妻が浮気しているかもしれない…」
そう思ったとき、いきなり探偵へ相談するのではなく、「まずは自分で少し調べてみよう」と考える人もいるでしょう。
自分で確認できることはあります。
ただし、私が気をつけてほしいのは、どこまで自分で調べられるかよりも、自分が調べていることを妻に気づかれないかです。
浮気調査では、一度妻に「自分は疑われている」「誰かに見られているかもしれない」と思われると、その後の調査が一気にやりにくくなります。
自分で妻の浮気調査はできる?まずは普段の変化を確認する
普段の生活の中で自然に分かる変化なら、自分でも確認できます。
たとえば、
- 帰宅時間や外出が以前と変わっていないか
- 特定の曜日に予定が増えていないか
- 身だしなみや服装に変化がないか
- 普段と違う行動が目立っていないか
といったことです。
この段階で、「毎週金曜日だけ帰宅が遅い」「最近この時間帯に外出することが増えた」などが分かれば、怪しい曜日や時間帯を整理できます。
こうした変化を整理しておけば、自分自身が状況を判断する材料にもなります。
ただし、「金曜日に帰宅が遅い」と分かることと、「その時間にどこへ行って、誰と何をしているのか」を確認することは別です。
後者まで知ろうとすると、妻の実際の行動を追う必要が出てきます。
「自分でもできること」と「自分でそこまでやった方がいいこと」は別です。
GPSやカメラがあれば簡単に調査できるわけではない
自分で妻の浮気調査をしようとすると、GPSやカメラなどを使うことを考える人もいるでしょう。
こうした機器を使えば、分かることは増えます。
ただし、GPSやカメラがあれば、簡単に浮気を確認できるわけではありません。
GPSで妻がどこへ行ったのか分かっても、「誰と会っていたのか」「そこで何をしていたのか」までは分からないことがあります。
カメラも同じです。持っているだけで、必要な場面を都合よく撮影できるわけではありません。
さらに、自分で妻を追う場合は別の難しさがあります。
調査員は妻に顔を知られていませんが、夫であるあなたは違います。
その分、自分で追えば気づかれるリスクは高くなります。
この記事では、GPSやカメラの具体的な使い方までは扱いません。
私が気をつけてほしいのは、もっと確かめようとして自分で妻を追い始め、気づかれてしまうことです。
離婚や慰謝料請求まで考えるなら、必要な証拠も変わってくる
自分で調べる前に、「何のために浮気を調べたいのか」も考えておいた方がいいです。
単に「妻が浮気しているのか知りたい」のであれば、怪しい曜日や行動が分かるだけでも判断材料になります。
一方で、「離婚や慰謝料請求まで考えている」のであれば、話は少し変わります。
LINEやSNSに親密なやり取りが残っていても、それだけで不貞行為を十分に裏付けられるとは限りません。
「浮気が怪しいと思う材料」と、「離婚や慰謝料請求まで考えたときに必要になる証拠」は同じとは限りません。
そのため、離婚や慰謝料請求まで考えているなら、「とにかく自分で何か見つけよう」と動く前に、何のための証拠が必要なのかを整理しておいた方がいいです。
「自分が妻の浮気を確かめるための材料を集めたい」のか、「その後の離婚や慰謝料請求まで考えて証拠を残したい」のか。
ここを分けて考えておくと、自分でどこまで確認するのかも決めやすくなります。
離婚や慰謝料請求まで考える場合は、「2人で会っていた」「仲が良さそうだった」というだけでなく、不貞行為(肉体関係)があったことを客観的に推認できる証拠が重要になります。
たとえば、2人でラブホテルに出入りする写真や動画、肉体関係を認めた録音、肉体関係があったことが分かるLINEなどは、有力な証拠になり得ます。
ただし、「これが1つあれば必ず認められる」というものではありません。証拠の内容や状況によって強さは変わりますし、複数の証拠を組み合わせて判断されることもあります。
探偵による浮気調査では、写真だけを渡すのではなく、いつ・どこで・誰と会い、どこへ入り、何時に出てきたのかといった前後の行動も時系列で記録し、調査報告書としてまとめるのが一般的です。
なお、慰謝料請求まで考えているなら、証拠を残したあとには、
「妻・不倫相手・両方の誰に請求するのか?」
という判断も出てきます。
妻と離婚するのか、夫婦関係を続けるのかによっても考え方は変わります。
慰謝料を誰に請求するのかは、こちらの記事で整理しています。
バレたら妻の警戒心はMAXに!

自分が浮気を疑っていることや、行動を確認していることに妻が気づくと、その後の行動が変わることがあります。
それまで普通に行動していた妻でも、「見られているかもしれない…」と思えば、周囲を気にするようになります。
予定を変えたり、実際に浮気相手と会っている場合は、しばらく会うのを控えたりすることも考えられます。
自分で調べたことがバレる一番大きな問題は、その後の妻の行動まで変わってしまうことです。
警戒されると、探偵へ依頼してからも調査しにくくなる
浮気調査では、対象者が普段どおりに行動している方が調査しやすくなります。
ところが、「誰かにつけられているかもしれない」とすでに警戒している人は、周囲を頻繁に確認することがあります。
急に後ろを振り返る。途中で立ち止まる。普段とは違う道を使う。
こうした動きが増えれば、尾行する側も距離を取ったり、その場で追うのをやめたりしなければならないことがあります。
無理についていけば、今度は探偵が調査していることまで気づかれる可能性があるからです。
警戒している対象者が、夜に車でコンビニへ行き、短時間ですぐに帰宅するような動きをすることがあります。
こうした行動があれば、「誰かについて来ていないか」を確認している可能性も考えます。
「自分でできるか」より「バレる前に止められるか」
普段の生活で分かる範囲を確認しているうちは、妻の後を追う必要はありません。
しかし、「今日は妻がどこへ行くのか」「誰と会っているのか」「外出先で何をしているのか」まで確認したくなると、妻の実際の行動を追わなければ分からなくなってきます。
「もっと確かめたい」と思って、そこまで進みそうになったら、一度立ち止まってください。
「妻を追わないと、この先は分からない」と感じたところが、自分での調査を続けるかどうかを見直す境目です。
それ以上確認したいのであれば、自分で無理に追いかけるより、今分かっていることを探偵社へ伝えて、どのような調査になるのかを聞く方法があります。
相談したからといって、そこで調査を依頼する必要はありません。
ここから先まで確認したいのであれば、
- このまま自分で妻を追う
- 自分での調査はここで止めて、探偵社に相談する
という選択になります。

「自分で追うより、探偵社に相談した方がいいのかな」と思い始めたら、どの探偵社へ相談すればいいのかも気になってきます。
探偵社を選ぶときに、まず何を見ればいいのかはこちらの記事で整理しています。




